技術情報

2025年10月16日 2025年10月

ゴム金型の移管 製造メーカーの急な廃業などでお困りの方に 

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ゴム金型をとりまく問題

ゴム金型が行き場を失う理由

小規模なゴム製造メーカーが廃業する事案がここ最近増えています。各種コストの上昇を販売価格に転嫁できずに廃業・倒産に追い込まれたり、後継者が不在のために廃業に至るケースもあります。その製造メーカーで金型を保管しながら製造していたゴム製品については、廃業に伴って製作ができなくなります。製造を委託していた業者としては金型を引き取ったうえで、別の製造メーカーを探して供給を続ける必要があります。

製造メーカーの変更によって起こる問題

しかし、長年に渡り製造を続けてきたメーカーの価格は、一般的な価格に比べて総じて安価です。代わりの製造メーカーを探して製品の供給自体は可能となったとしても大幅に価格はあがってしまうので、エンドユーザー様の了承を得るのが困難なことが多いです。
また図面や仕様書が紛失されると材料などの情報が不明となるため、特殊なレシピの材料の場合は同じ製品を作ることが難しくなります。

どこに依頼していいのか困った時

共同ゴムでできること

われわれは長年の取引のなかで多様なゴム成型メーカーとのお付き合いがあります。メーカーさんによってそれぞに得意技も違います。止水ゴム(水密ゴム)であれば水密ゴムが得意なメーカーに、特殊な部品については精密な成型のできるメーカーに委託します。
特に1辺が400㎜までの金型であれば安価にスピーディーに製作可能です。

依頼時の確認事項

金型は使用可能かどうか
図面の有無
使用する材料
価格
など
 

 

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