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2026年5月20日 2026年05月

ゴムの劣化や寿命が原因の水漏れとは?

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ゴム製品は、長く使ううちに少しずつ劣化が進みます。見た目には大きな異常がなくても、硬化、ひび割れ、変形、摩耗などが起きると、本来の密着性や弾性が失われ、水漏れの原因になることがあります。

とくに、水を止める役割を担うゴム部材では、わずかな劣化でも止水性能に影響します。設備の安全性や維持管理を考えるうえでも、ゴムの劣化や寿命を見極め、適切なタイミングで見直すことが重要です。

このページでは、ゴムの劣化で起こるトラブル、水漏れにつながる症状、寿命を左右する要因を整理したうえで、対策としての水密ゴムについてご紹介します。

ゴムの劣化で起こる代表的なトラブル

ゴムの劣化というと「古くなること」をイメージされることが多いですが、実際にはさまざまな症状があります。

  • 硬くなって密着しにくくなる
  • 表面にひび割れが出る
  • 端部が欠ける、裂ける
  • 圧縮されたまま戻りにくくなる
  • 摩耗して接触面が不安定になる
  • 接着部や複合部材がはがれる

こうした変化が進むと、止水や密閉が必要な箇所で隙間が生じやすくなり、水漏れにつながります。

ゴムの寿命は使用環境や使い方によっても変わる

ゴムの寿命は、単純に「何年使ったか」だけで決まるものではありません。実際には、使用環境や使い方によって大きく変わります。

たとえば、次のような条件は劣化を進める要因になります。

  • 屋外で紫外線や雨風にさらされる
  • オゾンや熱の影響を受ける
  • 長時間圧縮された状態が続く
  • 開閉や接触を繰り返す
  • 水圧や流速の影響を受ける
  • 異物や流木などが接触する

同じゴムでも、屋内と屋外、水に触れない環境と常時水に接する環境では、求められる性能が異なります。そのため、寿命を延ばすには、用途に合った材質と形状を選ぶことが大切です。

水漏れにつながりやすい劣化のサイン

次のような症状が見られる場合は、水漏れの前兆や性能低下のサインかもしれません。

  • ゴムが以前より硬く感じる
  • 押しても弾性が戻りにくい
  • 表面に細かな亀裂がある
  • 端部がめくれている、裂けている
  • 接触面に偏摩耗がある
  • 以前より水のにじみ、漏れが気になる

止水用途のゴムは、見た目の小さな変化でも性能に影響することがあります。異常が大きくなる前に、早めに点検や交換を検討することが大切です。

水漏れ対策として水密ゴムが使われる理由

水漏れ対策として使われる代表的な部材の一つが、水密ゴムです。水密ゴムは、水漏れ防止のために特化した特殊材料を使用しており、水門やゲートなどの水を止める部分に取り付けられ、相手材に接触・密着することで止水性を確保します。

水を止める性能が求められる設備では、単にゴムを付ければよいわけではありません。水圧、設置場所、開閉方法、接触の仕方などに合わせて、適した形状や材質を選ぶ必要があります。

水密ゴムは、こうした止水用途に合わせて設計されるため、一般的なゴム部材よりも、用途に即した提案がしやすいのが特長です。

上記の「ゴムの劣化で起こる代表的なトラブル」に対しても水密ゴムの使用が効果的です。

基本材質の一例としては、次のようなものがあります。

NR
耐摩耗性や強度に優れた天然ゴムです。用途によっては高い性能を発揮しますが、耐候性などは環境に応じた見極めが必要です。

CR
耐候性、耐水性、耐薬品性、耐熱性のバランスがよく、幅広い用途で使われる材料です。

上記のような材質を基本材料として使用し、一般的なゴム製品よりも水漏れ防止に特化した材料配合をしています。

また、形状も用途によって変わります。平型、P型、L型、Y型、山型などがあり、水圧のかかり方や取り付け位置に応じて選定します。ゴムの劣化や水漏れを防ぐには、単に交換するだけでなく、使用条件に合った仕様へ見直すことが重要です。

ゴムの劣化、寿命、水漏れは、それぞれ別の問題に見えて、実際には深くつながっています。止水性能が必要な設備では、劣化したゴムをそのまま使い続けることが、設備全体のトラブルにつながることもあります。

共同ゴムでは、水密ゴムについて、使用環境に応じた材質や形状のご提案、製作、各種ご相談に対応しています。図面がない場合や、現状の仕様がわからない場合でも、お困りごとに応じてご相談いただけます。

 

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