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2021年7月7日

水密ゴムとは(2)―水密ゴムの形状―

folder_open 水密ゴム

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水密ゴムとは、ゲートから水が漏れるのを防ぐためのゴム製品。

ダムや水門などの水に関わる施設にとっては欠くことのできない重要なパーツです。

その水密ゴムの形状を説明させてもらいます。

取付時のイメージ

上の絵では、扉の下部と側面に水密ゴムが設置され、扉のすき間に水が入らないようにする働きをごくごくかんたんに示しています。

扉の底部には平型のゴム、扉の側部にはL型のゴムが取り付けられています。それぞれが相手側に接触し密着することで、浸水を防ぐ機能を果たします。

(もちろん実際はこんなに単純なものではなく、ゲートの形状や水圧などを考慮しながら難しい計算が行われています)

またゴムを密着させる方式としては2通りあり、

「扉などの重さ自体で圧力をかけて相手材に押し付ける方式」と、

「水密部分に受ける水圧を利用する方式」があります。

水密ゴムの一般的な形状

水密ゴムは、使用される場所やゲートの形状などに合わせてオーダーメイドにて製作されることがほとんどですが、その中にあって一般的な形状もあります。

平型

最も基本的な形状。圧力をかけて相手材に押し付ける方式。ゲートの底部に使用されることが多い。

P型

断面がアルファベットの「P」になっている。水密ゴムとして広範囲に使用される。P部分が2つある場合も(ダブルP型)。水圧を利用する方式。

 

L型

断面がアルファベットの「L」になっている。水圧を利用する方式で使用される。変形タイプとしてY型やU型がある。

 

山型

ケーソン型と言うことも。高圧ゲートで使用される。どちらの水密方式でも使われる。